甘さ控え目✿梅シロップ&サワー&ジャム
作り方
-
-
1
-
保存瓶は洗剤で綺麗に洗って熱湯で消毒する。その際、器が割れないように耐熱温度を確認する。もし煮沸可能ならば煮沸する。
-
-
-
2
-
キッチンペーパーに伏せる。
乾燥後、完全に乾いたらキッチンペーパーに焼酎(ホワイトリカー)を付けて、内側を拭く。
-
-
-
3
-
氷砂糖を計量する。保存瓶が小さい場合は、氷砂糖の粒が小さくないと入らなくなるので注意する。
-
-
-
5
-
但し、青梅を購入後時間が経過し、追熟して黄色く変色して柔らかくなった場合や、枝で熟した完熟梅の場合は水に晒さない。
-
-
-
6
-
傷が付いている物等を取り除く。
流水で綺麗に洗う。その時に傷つけないように丁寧にする。
-
-
-
7
-
キッチンペーパーで水分を拭き取る。
-
-
-
8
-
竹串でへた(なり口のホシ)を取り除く。
その部分は汚れや水分が溜まり易いので、除去後、キッチンペーパーで綺麗に拭う。
-
-
-
9
-
梅シロップの場合、キッチンペーパーに焼酎(ホワイトリカー)を付けて、青梅の表面を拭く。低糖なので殺菌対策として。
-
-
-
10
-
保存瓶にまずは青梅を1/3量入れる。
-
-
-
11
-
その上に、氷砂糖を1/3量入れる。
-
-
-
12
-
更に青梅を1/3量入れて、氷砂糖を1/3量入れる。
-
-
-
13
-
再び青梅を1/3量入れて、氷砂糖を1/3量入れる。
即ち、青梅の上に氷砂糖という順番で重ねていけばOK!
-
-
-
14
-
最後にりんご酢(消毒と風味付け)を注ぐ。
蓋を閉じて、瓶を傾けながら、りんご酢を青梅の表面に馴染ませる。
-
-
-
15
-
この後は、1日最低1度は全体をそっと揺らして、シロップと梅を馴染ませる。
冷暗所で保管。
-
-
-
16
-
★作った直後の状態★
直後は青梅の表面は青色ですが、すぐにまだらな茶色になり、それが広がってくる。
-
-
-
17
-
★1日経過★
表面の茶色がどんどん広がってくる。
シロップは1/3の高さ迄上がっている。
-
-
-
18
-
★2日経過★
ほとんど梅がシロップの中に沈んでいる。梅は茶色になりつつある。氷砂糖はまだ下に溜まっている。
-
-
-
19
-
★5日経過★
すっかり梅がシロップに浸かった。表面に皺が増えてきた。氷砂糖はまだ下に溜まっている。
-
-
-
20
-
★11日経過★
梅が更に褐色になり、表面に皺が増えて沈み始めている。
氷砂糖は全部溶けたのでシロップは飲める。
-
-
-
21
-
★2週間経過★
梅がほとんど下に沈んだ状態。皺が深くなり、エキスが出てしまった状態。
ここが限界なので梅を取り出す。
-
-
-
22
-
シロップを注ぎ易い器を用意する。洗剤で綺麗に洗って、熱湯で消毒。特に注ぎ口は菌が心配なので逆さにして消毒する。
-
-
-
23
-
取り出した梅の実は166g。
-
-
-
24
-
出来上がったシロップは淡い黄金色で綺麗に澄んで、白濁等の濁りや発泡は無い。
-
-
-
25
-
計量すると、約550ml。
浮遊物や沈殿物が全く無いので、今回はこのままの状態で漉さない。
長期保存する為加熱する。
-
-
-
26
-
ステンレス製小鍋にシロップを入れて、ごく弱火で温め始める。
常に70~80度の間を保ち、約10分程度加熱する。
-
-
-
27
-
殺菌消毒した器に、温かいままのシロップを注ぐ。
-
-
-
28
-
冷蔵庫で保管。半年以内。
完成した日付を記したラベルを器に貼っておくと便利。
-
-
-
29
-
炭酸水や冷水で4~5倍に割ってお楽しみ下さい。
梅の爽やかな風味と氷砂糖の上品な甘さが楽しめます♪
-
-
-
30
-
✿梅サワーの作り方✿
保存瓶に青梅・氷砂糖を詰める所まで同じ。
但し、酢が入るので、焼酎で青梅の表面を消毒はしない。
-
-
-
31
-
りんご酢を約500ml注ぎ入れる。
他の種類の酢でも作れますが、りんご酢を使うとフルーティーになるのでお勧め。
-
-
-
32
-
青梅・氷砂糖に浸からない部分がある程度でOK。
冷暗所で保管。
氷砂糖が溶ける迄、1日1度は瓶をそっと揺らして混ぜる。
-
-
-
33
-
★作った直後の状態★
直後は青梅の表面は青色。徐々に色が淡く褐変していく。
氷砂糖はほとんど溶けていない。
-
-
-
34
-
★1日経過★
淡い茶色になってきた梅が上に浮かび始めている。
下に溶け残った氷砂糖がある。
-
-
-
35
-
★5日経過★
梅はどんどん茶色になってきている。表面はふっくらしている。溶け残った氷砂糖が下にある。
-
-
-
36
-
★11日経過★
梅は薄茶色になっている。表面に少々皺が出ている。氷砂糖はまだ少しだけ溶け残っている。
-
-
-
37
-
★1ヶ月経過★
氷砂糖は全て溶けて表面の皺が深くなり中間に浮かんでいる。
遂に完成♪この後は冷蔵庫で保存。半年以内。
-
-
-
38
-
炭酸水や冷水で割ってお楽しみ下さい♪
梅の実は入れたそのままでも、取り出して、サワーを殺菌消毒した保存瓶に移しても良い。
-
-
-
39
-
✿梅ジャムの作り方✿
梅シロップで取り出した皺々の梅の実を使用。
新鮮な梅から作るより色・風味は若干落ちる。
-
-
-
40
-
ジャム容器を用意する。洗剤で綺麗に洗って、熱湯で消毒。特に蓋は菌が心配なので逆さにして消毒する。
-
-
-
41
-
梅の実から種を取り出す。
皮の上から種を左右に揉んでいると、梅の実と種に分かれてくる。
皮の一部を千切り、種を取り出す。
-
-
-
42
-
種は使わないので処分する。
梅の実を計量する。今回は200g。
砂糖は梅の実重量の40%用意する。
今回は80g。
-
-
-
43
-
梅の実は包丁でみじん切りにするか、フードプロセッサー/ミキサーに梅の実・水を少しだけ入れて滑らかになるまで粉砕する。
-
-
-
44
-
ステンレス製小鍋に粉砕した梅の実・砂糖・水(梅の実重量の半分程度)を入れる。
今回は水100ml。
-
-
-
46
-
細かな粒や皮があっても気にならないようだったら出来上がり。
更に口当たりを滑らかにしたい場合は漉す。
-
-
-
47
-
殺菌消毒した器に、温かいままのジャムを詰める。
冷蔵庫で保存する。
長期保存する場合は冷凍する。
-
-
-
48
-
完熟梅を使うと濃いオレンジ色に、青梅を使うと深緑色になる。
-
コツ・ポイント
無駄無くが大切なので、取り出した梅の実再利用ジャムも掲載します。
このレシピの生い立ち
梅シロップは青梅の爽やかな甘さを、梅サワーは青梅&りんご酢の酸味を楽しめます。
どちらも梅雨&猛暑の夏にぴったりです!