爽やかな香り立つオレンジロールケーキ

このレシピでは上記のKIRINのTropicana Essentials
オレンジ330ml1本を要所要所で使います

スポンジを作る前にフレッシュオレンジ1個を皮と果実に分ける作業から入る

皮はむいたら、海綿状の白い中果皮を出来るだけそぎ落とす。これが苦みになるので少々面倒な作業ではあるが、丁寧に除去する

これをクッキングペーパーをしいたスポンジ焼成型の底面にまんべんなく散らしていく

果実は薄皮を果物ナイフで切り込みを入れながら完全に切り離しバットに並べる。水分が出るのを防ぐためゼリーコーティングをする

コーティングゼリーはトロピカーナ250mlに粉末ゼリー5gを加え、湯煎でかき混ぜながら完全にゼリーを溶かしていく

あまったゼリー液は仕上げに使うので捨てずに取っておく（使う際に再び溶かすので固まって良い）

ここからはスポンジづくり

蜂蜜10ｇ、バター10ｇ、トロピカーナ17g、純生クリーム3gを容器に入れレンジで30秒加熱し、バターを溶かしておく

卵白120ｇに、グラニュー糖45ｇを3回に分けて入れ、ツノが立つまでメレンゲしておく。高速回転7分後、低速1分～1分半

このあたりで、オーブン180℃14分の余熱をスタートさせておく

卵黄65ｇにグラニュー糖30ｇとブランデー10滴をボウルに入れ、

ここに＜13＞の卵白メレンゲボウルの１/３を入れて、さっくりと混ぜたあと、

＜12＞の薄力粉ボウルの粉を再度ふるい器で入れながら、ムラがなくなるまで、さっくりと混ぜる

次に＜13＞の卵白メレンゲボウルの残り全部を入れ、こちらもムラがないように、さっくりと混ぜる

このボウルから少量を取り、＜11>の蜂蜜バターオレンジボウルに入れて馴染ませ、

さきほどオレンジ皮をちらした天板に、

生地を上からそっと流し込んで表面をならし、少し高い位置から落として大粒気泡をとりのぞく

焼きあがったら、縮をふせぐために高いところから落とし、

ラップを表面に覆い、粗熱をとった後、冷蔵庫で1時間以上冷やす

スポンジを冷やしている間、シロップとクレームシャンティを作っておく。また『アヲハタまるごと果実』もしっかり冷やしておく

湯煎でしっかり溶かしたあと、粗熱をとって冷やしておく

ここからクレームシャンティを作っていく。包丁で細かく刻んだホワイトチョコ40ｇとグラニュー糖15ｇをボウルに入れ、

純生クリーム47％の半量100mlをそこに入れ、湯煎でチョコと砂糖を溶かしていく

残りの純生100mlを加えて伸ばしていく。これによって徐々に温度が下がっていく。

このボウルを氷をはった二重ボウルの中に入れて、9分立てになるまでしっかりホイップしていく

スポンジの表面の焦げをデザートナイフなどを使って綺麗にはがす。（うまくいけばラップとともに綺麗にはがれる）

＜29＞で作ったオレンジシロップをハケで叩くようにスポンジにしみこませていく

次にクリーム(作った量は多めなので巻き込める量に調整）をすべり台のように手前を高く盛り、全体の4/5をぬっていく

手前1/3の位置あたりに、アヲハタまるごとオレンジの1/2瓶125gをボッテリと置き、

プリプリの果実が加わることで、さらに充実した中身になる

これらが巻き込みの際にずれないよう、周囲を土手のようにクリームで覆う

あとはくるりんぱで巻いて

ラップをはがしてバットにのせたら、ここからゼリーコーティングに入る

前日のゼリーコーティング作業＜9＞で余っていたオレンジゼリーに大さじ1のグラニュー糖を加え、再度湯煎で溶かしていく

溶けたのを確認したら鍋から取出し真水のなかで冷やしてサラサラ状態からもったり状態の一歩手前になったら、

デコ用にオレンジを使ってお好きな飾り付けはいかが？

緑のチャービルもひとつ添えるだけでオレンジ色がひきたちます。銀色のアラザンシュガーもマッチング！

ホワイトチョコペンでお皿に描くのも良し、お庭のお花を添えるのも良し。オレンジには白いお花がよく似合う。

ロール外側は刻んで焼いたオレンジ皮とオレンジゼリーの二層が綺麗

味が強くなりがちなマーマレードやリキュールを加えない事で、オレンジ本来の優しいお味が堪能できます。

ロールの中のたっぷり果実も嬉しいけれど、食後に残るピールの香りと味わいが何とも心地よい。

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