さらに美味しく♕ ガレット・デ・ロワ

このレシピでは、市販の冷凍パイシート"ベラミーズパイシート”（ピュアバター100％で美味）を2枚使って作ります。

まず、レシピID : 6895749の『コクと深みのカスタードクリーム』より、分量の全てを半量で作っておく

カスタードレシピの工程<15>まで進んだら、ラップを敷いたバットに入れて包み込み、製氷機を当てて急速に冷やしておく

粉糖40gとアーモンドプードル40gを合わせてよく混ぜ、ふるっておく（2つを一緒に合わせる事で卵投入時の分離防止になる）

ボウルにバター40gを入れ、指で押すとスッとつぶれる柔らかさになる迄、常温に戻しておく。同様に卵30gも常温に戻しておく

バターを入れたボウルに、ふるった粉糖とアーモンドプードルを入れ、ムラなくかき混ぜる（硬めのゴムヘラの方が混ぜやすいです）

全体に混ざったら、ブランデー小さじ2を入れて混ぜる。最後に、

<２>のカスタードより80gを加えて混ぜる。これでクレームダマンドにカスタードが加わった〝クレームフランジパーヌ”が完成

これを1㎝程度の丸い口金、又は口金なしの絞り袋に詰めて冷蔵庫で寝かせておく

最初に照り卵を準備。ボウルの中に全卵1個を入れ、切れを良くするために塩ひとつまみを入れて繊維を切るように混ぜる

※この照り卵は必ず余ります。多くぬりすぎると液だれやムラが出て見映えが悪くなりますゆえ、塗りすぎに注意！

これを茶こしで濾して、白身と黄身をつなぐカラザなどを取り除き、気泡のない滑らかな状態にしておく

※パイ生地を直接作業台に置くと、はがしにくく天板移動の際に形が崩れる事があるので、必ずクッキングシートの上に置いておく

2つのパイ生地を18㎝のセルクル（または同程度の直径円形の固い物）を当て、ペティナイフの刃で円形に切り取る

冷凍パイ生地の一方に、15cmセルクルなどを当てて、内側の円形が判るよう印をつけておく

ここで小型のヘラなどで、なだらかな傾斜にしておく。それにより、パイシートと密着しやすくなる

フェーブ（又はアーモンド1個）を入れる方は、ここに押し込んでおく。周囲の余白に水を薄く塗って接着し、

もう1枚のパイ生地を上からそっとかぶせ、手のひらで空気を抜くように優しく押さえながら密着させる

いよいよ成形作業。オーブン天板にシルパン（なければクッキングシート）を敷き、パイを180度ひっくり返して上下を逆転させる

裏返す事でパイ表面が平らになり、卵がムラなく塗れるとともに、クープの切れ込みも入れやすくなる

照り卵をハケで寝かせるように薄く塗るを数回繰り返し、一旦冷蔵庫で30分置いて表面を乾燥させる。冷蔵庫から取出したら、

中心部は、ペティナイフの刃を使い、生地の薄さ半分くらいまで（約1.5㎜程度）に切り込みを入れ、お好みのクープ柄を入れる

クープを入れたら、爪楊枝で中心部と、全体の何ヵ所かに空気抜きの目立たない小さな穴をあけておく

尚、中心部の穴を大きくしすぎると、焼成中にクリームが飛び出て、見た目が悪くなる事があるので注意！

焼きあがりを見計らってシロップを作っておく。鍋に水30gとグラニュー糖45gを入れ、2/3量になるまでひと煮立ちしておく

パイが焼けたら熱いうちにシロップをハケで塗り、オーブン追加3分程度焼いて乾燥させれば完成です。（塗りすぎに注意！）

お皿に移して、紙の王冠をそえれば、いよいよイベントの始まり♪

今回は照り卵に全卵を使いましたが、卵の黄身だけを塗る方もおいでです。その場合は焼き色が一段濃く、少し焦げやすくなります。

パリっと焼きあがったパイ生地。仕上がりに間違いのない"ベラミーズパイシート”だから、クリーム作りに集中出来ました。

今回使ったフェーブはピンクパンサー！小さく可愛い陶器のフェーブは、見ているだけで胸キュン♡

さてさて、切り分けた私のパイに、フェーブは入っているのでしょうか？

カスタードを入れた最大の利点はバニラのお味と香りが加わり、全体がまろやかになる事。クレームダマンドよりも柔らかです。

手づかみで食べたいところですが、ここはフォークで頂く事にいたしましょう♡