三重の郷土料理「盆汁(七色汁)」の画像

Description

三重県中勢地方ではお盆の朝三日間、精霊さんにお供えし家族皆でいただきます。夏野菜中心の7種類の実が入った具沢山味噌汁♪

材料 (およそ10人分)

1本
1/2袋分(200g又は5個くらい)
1/4個
大1本
1枚
だし汁
適量(約2L)
味噌(合わせ味噌)
適量(約大さじ10)

作り方

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    枝豆を、生のまま“さや”を剥いて中の豆を取り出します。枝付きの束で売られているものが新鮮でおススメ☆

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    こんな感じで取り出しておきます。薄皮が残っちゃってますが気になさらず~(^^ゞ

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    ごぼうは表面をたわし等でよく洗い、ささがきにし、しばらく酢水に漬けてアク抜きをします。

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    里芋は皮を剥いてから適当な大きさに切り、ぬめりを流水でザッと水洗いした後、しばらく水に漬けておきます。

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    かぼちゃは、皮付きのままで良いので、適度な大きさに切ります。大体こんなサイズかな^^

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    ささげ(今回は材料が手に入らなかったのでインゲンで代用)を適当な長さに切ります。

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    ナスは縦4つに切ってから、適度な厚さの小口切りにします。

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    油揚げは、熱湯で油抜きした後、このように短冊切りにします。

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    これで7種類の具材が全て揃いました♪
    (画像は、レシピの2倍分量です^^;)

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    ※ 実家の母から教わったレシピは上記の具をもちいますが、干瓢や茗荷が入ったり…と、家庭によって具材は若干異なるようです。

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    ※ いずれにせよ、お盆の間お仏前に供え頂く料理なので、肉・魚類を除いた季節の野菜を中心とした素材を7種選び入れます。

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    ごぼうを酢水から上げ、さっと水洗いして水気を切ります。それを、だし汁を入れた鍋に投入します。

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    12の鍋を火にかけ、沸騰したら、枝豆→里芋→かぼちゃ→インゲン→油揚げ→ナス の順番で入れて具材に火を通します。

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    アクがたくさん出ますので、その都度こまめにアク取りしてください。

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    全ての具材に火が通ったらコンロの火を止め、味噌を溶き入れます。

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    ※ 味噌はお好みのもので結構ですが、合わせ~赤のような、豆味噌が入った色の濃い味噌の方が合うような気がします。

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    器に盛ったら出来上がり♪\(^^)/
    夏野菜たっぷり、素材の旨みがいっぱいの体に優しい具沢山味噌汁です。

コツ・ポイント

具沢山なので、これで立派な一品に。冷やしてもとっても美味しい味噌汁です♪
かぼちゃの善し悪しで味が決まると言っても過言ではないくらい、かぼちゃによって味が左右されますので、なるべく完熟のホコホコ甘いかぼちゃを選んで調理してみてください^^

このレシピの生い立ち

度会地方出身の母より受け継いだレシピは上記になりますが、地域・家庭で入れる具が若干異なる様子。いずれも7種類の、夏野菜を中心とした具を入れるので別名・七色汁とも。私が大好きな母の味を是非とも皆さまにも伝えたく、レシピにまとめました。
レシピID : 1929164 公開日 : 12/08/23 更新日 : 12/08/23

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