ドイツのリンゴパン Apfelbrot
Description
リンゴと木の実がたっぷり入ったクリスマスの甘いパン。バターを使わず、シュトレンに比べるとずっとヘルシー!ヴィーガン向け。
材料
(30cm角型1個分)
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調理に要する時間:30分+リンゴと砂糖、果汁をなじませる2時間+焼き時間50分 / 1切れ分の栄養価 210kcal(ちなみにシュトレンは415kcal ※オリジナルテキストによる)
酸味のあるリンゴ(紅玉、ジョナゴールドなど)
500g(約2個)
1個(ミカンは2〜3個)
砂糖
125g
100g
砕いたクルミ
100g
砕いたヘーゼルナッツ
50g
小麦粉 (通常は薄力粉 / 中・強力粉でもOK、しっとり重くなります)薄力粉はふるって置きます。
250g
小さじ2
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ベーキングパウダーと重曹。各小さじ1でもOK
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ソーダの臭いが気にならなければ重曹を加えたほうが生地がふっくらします。
小さじ2
クリスマスケーキ用合わせスパイス(レーブクーヘンゲヴュルツ)ナツメグ、カルダモン、シナモン、オールスパイス、ジンジャー、アニスのmix
小さじ2
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スパイスは本格的には、ホールを使って自分で作ることも出来ます。その方がずっと香りよくできます。作り方は後ほど別に掲載します。
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オリジナルレシピは、Das Backen! von GU (Gräfe und Unzer Verlag) 2010 München
1個
作り方
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1
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リンゴの皮をむき、4等分にしてタネと芯を除きます。
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2
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4等分したリンゴを横方向で薄くスライスします。大きめのボールにリンゴを入れます。
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3
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レモンとオレンジを、それぞれ1個分絞ります。(ミカンなら2〜3個分)
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4
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両方の果汁をリンゴに加え、よく混ぜ合わせます。砂糖、干しぶどうを加え、覆いをして2時間なじませます。
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5
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スパイスを合わせます。簡単には市販のパウダー状のものを使い、シナモンを多めにして他のスパイスを少しづつ合わせます。
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7
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2時間置いたリンゴに、砕いたナッツを加え、均等になるよう混ぜ合わせます。
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8
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小麦粉250gにベーキングパウダー小さじ2、スパイス小さじ2、ココアパウダー小さじ2を混ぜ合わせます。
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9
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粉類を、リンゴとナッツのボールに加え混ぜ合わせます。
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10
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型に流し込み、表面をなめらかに整えます。
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11
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予熱しているオーブンの中段に入れ、50分間じっくりと焼きます。
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12
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焼き上がったらオーブンから取り出し、冷ませてから型より取り出します。
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13
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中はたっぷりのリンゴとナッツ。
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14
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Tipp
出来上がったリンゴパンを一日置いたあと、アルミホイルで全体を包んで冷蔵庫に入れれば2〜3週間は保存できます。
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15
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アルミ包をストックバックに入れ、冷凍にしてもOK。この方がリンゴがしっとりとします。
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コツ・ポイント
果汁量は大きさによって違ってきますが、標準量はレモン50ml+オレンジ150ml=200mlです。ミカンを使用する場合は2〜3個使うかもしれません。果汁量は少し多めが楽です。ナッツ、レーズンは他のお好みのものに替えてもOK
このレシピの生い立ち
岩手の生産者さんから立派なリンゴ(紅玉、ジョナゴールド)をたくさん送ってもらい作りました。ドイツの専門書のレシピを元に実作での工夫を加えました。日本のお節料理の様な、クリスマスの保存料理のひとつです。
つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート
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